更新日:2026年10月3日
「休みが少なくて、仕事以外のことを考える余裕がない」「管理薬剤師を任されたけれど、責任ばかり重く感じる」「個別指導の準備を、誰に相談すればよいかわからない」
薬剤師として働いていると、薬の知識だけでは解決できない悩みがあります。
働き方に迷ったときは、今いちばん困っていることを一つ選び、似た経験の記事から読んでみてください。ほかの薬剤師の経験を、自分の職場で確認したいことに置き換えると、次の行動を考えやすくなります。
私は薬剤師2年目で管理薬剤師を任され、3年目には新規個別指導を経験しました。年間休日105日の職場から125日の職場へ移り、奨学金を返しながら働いてきました。うまくいったことも、余裕がなく失敗したこともあります。
このページでは、やすべるに掲載している経験談を悩み別にまとめました。ひとりの薬剤師の経験なので、同じ選択をすれば同じ結果になるとは限りません。自分に合う働き方を考える材料として読んでもらえたらと思います。
今の悩みから、読む記事を選ぶ
すべてを順番に読む必要はありません。いちばん近い悩みから選んでください。
| 今の悩み | まず読む経験談 | 読んだあとに考えたいこと |
|---|---|---|
| 休みが少なく、疲れを持ち越す | 年間休日105日から125日になった話 | 休日数に加えて、連休・残業・休日の連絡はどうか |
| 管理薬剤師の打診や責任に迷う | 2年目で管理薬剤師になった経験 | 待遇、業務時間、相談先は整っているか |
| 個別指導を前に不安がある | 3年目で新規個別指導を受けた体験談 | 案内資料、記録の保管場所、経験者への相談を確認できるか |
| 注意されると、自分は向いていないと思う | 新人薬剤師が一番つらかった話 | 経験不足と、職場の体制の問題を分けて考えられるか |
| 奨学金返済があり、収入を下げるのが怖い | 奨学金1000万円を借りた私の話 | 収入と、長く続けられる働き方を一緒に考えられるか |
休日・管理薬剤師・個別指導の経験から考える
休日を増やしたい|数字と実際の休み方を確認する
年間休日105日の頃、私は月曜日から金曜日に勤務し、土曜日も午前中は働いていました。土曜日が半日でも、毎週6日職場へ行く生活です。
年間休日125日の職場へ移って大きく変わったのは、毎週の疲れの取れ方でした。まとまった時間を確保でき、ブログやライター活動に取り組む余裕も生まれました。
一方で、1日あたりの勤務時間や残業は増え、管理薬剤師として休日に電話を受けることもあります。経験談では、よくなったことと増えた負担の両方を書いています。
読んだあとに確認したいこと:年間休日の内訳、祝日のある週の勤務、残業、休日当番、休日の電話対応。まずは自分の勤務予定表で、完全に仕事から離れられる日がどれくらいあるかを見てみてください。
年間休日105日から125日になった薬剤師の話|休日が20日増えて変わったことを読む
管理薬剤師になるか迷う|責任を支える体制まで見る
私が管理薬剤師になったのは薬剤師2年目でした。M&Aで会社の店舗となった薬局を急遽任され、通常の薬剤師業務に加えて、在庫、行政対応、スタッフとのやり取りなどを覚えていきました。
一人薬剤師として仕事を抱え、人間関係でもつまずきました。一方で、わからないことを相談する力や、ミスを店舗の仕組みから考える視点が身についた経験でもあります。
管理薬剤師を引き受けるか考えるときは、任される仕事と、それを支える待遇・人員・相談体制を一緒に確認したいと思います。
読んだあとに確認したいこと:管理業務の時間、手当や給与、一人薬剤師になる時間帯、困ったときの相談先。すでに管理薬剤師なら、今抱えている仕事を一覧にして、会社に相談したい業務を一つ選んでみてください。
管理薬剤師になって思うこと|2年目で任されて分かった責任・しんどさ・成長を読む
個別指導が不安|準備と記録を、相談しながら確かめる
薬剤師3年目に受けた新規個別指導では、前年の集団指導でもらった冊子を読み返し、個別指導を経験した社員に相談して準備しました。薬局内の確認だけでなく、処方元の医療機関に確認をお願いしたこともあります。
当日は、過去の疑義照会記録をすぐに見つけられず焦りました。薬歴の頭書に記録があると確認でき、経緯をたどれたことで助けられました。
この経験から伝えたいのは、記録を残すことに加え、必要なときに探せる状態にしておく大切さです。
読んだあとに確認したいこと:案内通知の内容、過去の記録の保管場所、準備を相談できる経験者。この記事は当時の体験談です。実際の提出資料や方法は、届いた案内通知と管轄の厚生局の最新情報で確認してください。
薬剤師3年目で新規個別指導を受けた体験談|準備と当日のヒヤリを読む
新人時代のつらさと、お金の不安も整理する
「自分だけできない」と感じている方へ
新人時代の私は、薬歴が終わらず、注意されるたびに自分の価値まで否定されたように感じていました。経験を重ねた今は、わからないことを相談し、指摘された行動と自分自身の価値を分けて考えられるようになっています。
仕事の悩みは、経験で改善しやすいこと、相談や工夫で変えられそうなこと、自分一人では変えにくい職場の問題に分けてみてください。記事では、その切り分けを当時の経験から振り返っています。
新人薬剤師が一番つらかった話|12年働いた今、あの頃の自分に伝えたいことを読む
奨学金返済があり、働き方を変えるのが怖い方へ
私は薬剤師になるために奨学金を1000万円借りました。返済があると、収入を途切れさせたくない気持ちや、年収を下げることへの不安が職場選びに影響します。
収入は大切です。そのうえで、返済を続けるためにどのような働き方なら続けられるかも考えたいと思います。記事では、借りたことを否定せず、返済と生活、職場選びの関係を整理しています。
薬剤師になるために奨学金1000万円借りた私が伝えたいこと|年収・返済・後悔しない働き方を読む
読んだあとに、確認したいことを一つ書く
経験談を読むと、「自分の職場も似ている」「ここは違う」と気づくことがあります。その気づきを、次の3つに分けてメモしてみてください。
- 今困っていること:例「休日でも店舗からの連絡が気になり、休めない」
- 確認したいこと:例「休日の連絡先や、緊急時の担当はどう決まっているか」
- 相談する相手:例「上司に連絡のルールと役割分担を相談する」
すぐに結論を出す必要はありません。今の職場で調整できることが見つかる場合もあれば、ほかの職場と条件を比較したくなる場合もあります。
職場を続けるか、転職するかまで考えたい方は、薬剤師が転職を考えたときに読む記事まとめで、職場選びや働き方を見直す視点を確認できます。
やすべるは、薬剤師が「こんなはずじゃなかった」を減らし、納得できる働き方を選ぶためのブログです。今の悩みに近い経験談が、確認したいことを見つけるきっかけになればと思います。
参考記事・経験の出典
このページは、やすべる運営者の実体験を掲載した以下の記事をもとに編集しています。勤務条件や出来事は当時の個人の経験です。

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