WEBライターというものをご存知でしょうか?
学校薬剤師や講演会の講師など一部の薬剤師が副業を行っていることがありました。近年では、副業解禁が話題になったこともあり、副業を行う薬剤師が増えてきています。その中でもWEBライターは、薬剤師との相性が良い副業だと言えます。
今回は、薬剤師がWEBライターを副業にするメリットを解説します。
WEBライターとは
インターネット上には膨大な数のホームページが存在します。WEBライターは、ホームページの記事を執筆して依頼主から報酬をもらう仕事です。ブログやコラムなど様々なジャンルがありますが、医薬品や健康食品など健康関係の記事も多くの需要があります。薬剤師が持つ医薬品や健康に関する知識は、記事の専門性を高めるために必要なものです。専門知識を持っている薬剤師が活躍できる仕事だと言えます。
薬剤師がWEBライターを始めるには?
WEBライターを始めようと思っても、仕事の探し方がわからないといつまでもWEBライターになることができません。WEBライターの仕事の探し方を解説します。
クラウドソーシングから仕事を探す。
最初は、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを活用する方法がいいでしょう。クラウドソーシングサイトには膨大な数の案件があり、医療系や健康系の記事を執筆する案件も存在します。クラウドソーシングサイトは登録するだけなら無料なので、まずは登録してみるといいでしょう。
オンラインサロンに入会する
WEBライターのオンラインサロンはいくつか存在しています。オンラインサロンでは、WEBライター同士で情報共有したり、案件を紹介していることがあります。WEBライター初心者である場合は、案件の獲得方法や執筆手順を教えてもらうことから始めてみるといいでしょう。
薬剤師がWEBライターをするメリットは
薬剤師がWEBライターを始めるメリットはいくつかあります。WEBライターのスキルは、本業の薬剤師の仕事にも活用できます。
文章力が向上する
WEBライターとして継続して仕事をするためには読まれやすい文章が求められます。読みやすい文章を意識して記事を執筆することで文章力を向上します。また、膨大な数の文章を書くことになるので文章力が鍛えられます。
薬剤師の重要な仕事の一つに薬歴の記載があります。薬歴は患者さんの服薬フォローのために重要な資料となるため他の薬剤師にもわかるように記載することが必要です。そのため、文章力は薬剤師の仕事にも重要なスキルだと言えます。
知識のアウトプットができる
WEBライターが執筆する記事は、専門知識がない人が読むことを前提としたものが多いです。そのため、専門知識がない人にも理解してもらえるようにわかりやすく説明しなければなりません。人に教えるということは自分が深く理解している必要があり、記憶の定着に非常に有効な手法だと言えます。医薬品や医療、健康に関する記事の執筆で得た知識は本業にも活用できます。
好きな場所で稼げる
薬剤師の仕事は、病院や調剤薬局、ドラッグストアなど職場に縛られることが多いです。労働時間も職場の指定されるので自由度が低いことがデメリットです。正社員以外でもアルバイトや派遣でも同じことが言えます。
しかし、WEBライターはパソコンがあれば場所に縛られずに記事を執筆できます。さらに、働く時間についても納期を守れば深夜や早朝でも仕事ができるので自由度が高い仕事です。
WEBライターを始めるときの注意点
薬剤師がWEBライターを始めるメリットは多くありますが、注意点もいくつか存在します。
最初は稼げない
依頼するクライアントも求めている記事を納品できるのか不安を感じるため、WEBライターとしての実績がない場合には案件を獲得できないことが多いです。最初は文字単価の低い案件を受けて実績をつけてから、徐々に文字単価の高い案件に挑戦していくのが良いでしょう。
数ヶ月間は月に数千円しか稼げないこと期間が続きますが、継続することで安定して数万円〜10万円くらい副業で稼ぐことが可能とです。
納期がきつい時もある
WEBライターでたくさん稼ぎたいと考えた場合には文字単価を高くするか、案件を多くこなす必要があります。しかし、本業として薬剤師をしながら、WEBライターの案件を多数をこなしていくと時間が足りなくなることもあります。納期は必ず守らなけれなならないので、副業をする場合にはスケジュール管理能力が求められます。
まとめ
薬剤師がWEBライターを副業とするメリットはいくつかあります。医薬品や医療系の記事執筆で得た知識は本業にも活かすことができ、アウトプットすることで記憶の定着率も高くなります。文章力は、薬歴の記載や薬剤情報提供書の作成など薬剤師にも求めらるスキルなので文章力向上を意識してWEBライターをすることで本業にも良い影響が起きます。
最初は稼げないことも多いですが、クラウドソーシングサイトの登録は無料なので気軽に登録してみてはいかがでしょうか。
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